華の都パリでの歌舞伎公演
団十郎と海老蔵 来春パリ公演
パリ・オペラ座で初めて歌舞伎を上演へ―。市川団十郎(59)と長男海老蔵(28)による歌舞伎公演が来年3月、同劇場で開催されることになり、28日団十郎らが東京都内で会見した。
団十郎は「歴史的な1ページを付け加えることができて、こんなにうれしく名誉なことはない。日本の文化を誇って舞台に立ちたい」と笑顔を見せた。海老蔵は「オペラ座に出るのが夢だった。喜びと緊張がある」と語った。
パリ公演は、2004年10月に海老蔵の襲名披露公演が国立シャイヨー劇場で開かれるなど過去にもあったが、パリのシンボルで、1875年完成の伝統あるオペラ座で歌舞伎が上演されるのは初めて。公演は3月23日から30日まで。「歌舞伎十八番」の一つ「勧進帳」と「紅葉狩」を上演、「口上」を付ける予定。
華の都パリでの団十郎の歌舞伎公演が決まった。
成功を祈ります。