4/26/2006

胃痛・胃もたれに効果実証

大日本住友製薬の消化管運動改善剤、胃痛・胃もたれに効果実証


大日本住友製薬は25日、同社の消化管運動機能改善剤「ガスモチン」について、胃痛や胃もたれが潰瘍(かいよう)などの原因なしに生じる「機能性ディスペプシア」に対して効果が高いという研究結果が出たと発表した。日本国際消化管運動研究会(代表幹事・本郷道夫東北大学医学部教授)が2004―05年に大規模な臨床試験を行い実証した。
 研究は機能性ディスペプシアが疑われる1027人を内視鏡で検査、腫瘍(しゅよう)や潰瘍などの原因のなかった91.2%のうち、1週間後も症状が続いた患者にガスモチンか、胃粘膜保護剤を投与した。投与後の患者の印象ではガスモチンでは約9割が改善したと答え、胃粘膜保護剤の約5割を上回った。消化管分野で1000例を超える規模の試験は初めて。

胃痛や胃もたれが潰瘍(かいよう)などの原因なしに生じる「機能性ディスペプシア」に対して効果が高いという研究結果が出た。

胃痛、胃もたれは、日本人には多いようなので、朗報なのかも知れない。