12/07/2005

夢と現実

TVゲームの広告、消費行動に大きな影響力=調査


米調査会社ニールセン・エンターテインメントは5日、テレビゲームに盛り込まれた広告が消費行動や口コミに大きな影響力を持つとの調査結果を発表した。


調査は13―44歳の男性ゲームユーザー1350人を対象に、ニールセンとゲームメーカーのアクティビジョンが合同で実施。調査参加者らは複数のグループに分けられ、4グループは広告入りのゲーム、2グループは広告なしのゲームをプレーした。コマーシャル入りのテレビ番組、商品露出映像を含む番組、コマーシャル抜きの番組を視聴するグループもそれぞれ設けられた。


以前の研究結果は、ゲーム中の看板などの静止広告や、プレーヤーが運転する車などゲーム内容と一体化した広告が、テレビの30秒スポットCMと同様、ブランド認知度を高めるとしていた。


今回の研究では、広告がゲーム画面に十分長い時間映る場合や、ゲーム内容と広告の融和度が高い場合、商品への好感度がアップする可能性が判明した。広告がゲームと関連している場合、画面に映る時間が長くなり、その結果ブランド認知度が上昇する。また、ゲームを20分間プレーした調査参加者らは、広告の商品を友人に勧めると回答した。


研究では、広告の商品がゲームの現実感を高める可能性も明らかになったが、プレーヤーが不適切と感じる広告が不快感を引き起こす危険性も指摘された。


関係者らは、13―44歳の男性がテレビ視聴よりゲームで遊ぶことが多いとして、ゲームが新たな広告媒体となる可能性を強調している

13―44歳の男性がテレビ視聴よりゲームで遊ぶことが多いとして、ゲームが新たな広告媒体となる可能性を強調しているのは、現実逃避行動なのかな?

夢と現実を認識できなくなる恐れもあるのかもしれない。

ゲームが盛んだが、ゲームの中に意識的、伝達メーセージが入るようになれば、より危険な行動を惹起するかも知れない。

子供達は危険の中にいるのかも知れない。

夢もまた、楽しいばかりの側面だけではないのかも知れない。