12/13/2005

川井郁子

川井郁子“ノーベル賞候補者”と結婚

 テレビでもおなじみの美人バイオリニスト、川井郁子(37)が東大医学部出身で東京医科歯科大教授の高柳広さん(40)と結婚したことが12日分かった。川井も大阪芸術大教授を務めており、夫婦そろって大学教授という“超エリート婚”。高柳教授は「骨免疫学」という新分野を開拓し、将来の「ノーベル賞候補」として世界が注目する気鋭の研究者だ。

 05年なにかと話題になった“セレブ婚”。そんなセレブたちもうらやむスーパーエリートのカップルがゴールインした。

 スポニチ本紙の取材によると、先月中旬に都内の区役所に婚姻届を提出。互いに多忙なため挙式は行っていないが、既に都内の“億ション”で新婚生活をスタートさせている。

 出会いは8年前。知人を通じて知り合った。ひかれ合うきっかけになったのは、02年に川井の父が白血病で他界した時。病で倒れた時から高柳教授が親身になって相談に乗ってくれた。音楽活動への理解も深く、力強いアドバイスに川井はいつも励まされてきた。

 東京芸大卒業後、ソリストとして活躍し、03年末には世界的指揮者チョン・ミョンフン氏と共演。その美ぼうから女優デビューもするなどクラシックの枠にとどまらない活動を続けてきた。愛用する1715年製のストラディヴァリウスは数億円の名器だ。

 一方、高柳教授は東大医学部卒業後、研究医を目指さず「多くの患者さんを治すことができるから」と整形外科を選び、7年間患者と向き合った。その間、根本的な治療法がない多くのリウマチ患者を目にし「骨が壊れる前に予防できないか」と考え、まったく別の学問と思われていた骨と免疫学を結びつけた「骨免疫学」という新分野を開拓。02年には米科学誌「サイエンス」が世界から数人選んで表彰する「若手研究者賞」を受賞。今年も日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞もダブル受賞している。

 川井は結婚後初アルバム「嵐が丘」を7日に発売。クリスマスの25日に東京・池袋サンシャインでイベントを行う予定で、ファンに直接結婚を報告するとみられる。

 ◆川井 郁子(かわい・いくこ)1968年(昭43)1月19日、香川県生まれ。東京芸大卒、同大学院修了。ソリストとして活躍する傍ら、映画「絆(きずな)」で女優デビューして批評家大賞新人賞を受賞。アルバム「レッド・ヴァイオリン」の曲を米フィギュアのミシェル・クワン選手が使用して世界選手権で優勝した。新作「嵐が丘」は三井住友VISAカードのCMに使われている。

すごい組み合わせの結婚ですね。

どんな子供が生まれてくるのか、楽しみですね。

骨免疫学がノーベル賞候補ですか、取れればよいですね。夢を持ち続けることですかね。