11/27/2005

水と空気

刑事責任追及か、市民が訴訟 中国河川のベンゼン汚染


中国東北部・吉林省の化学工場で起きた爆発事故で、人体に有害なベンゼンなどが河川に漏出、黒龍江省ハルビン市の水道供給が停止された問題で、国営・新華社通信は25日、中国政府は捜査当局の係員を現場へ派遣した、と報じた。


爆発事故を起こした工場を所有する中国石油吉林石化公司、親会社で国有石油大手の中国石油天然ガスの刑事責任を追及する構えとみられる。中国石油天然ガスは24日夜、ハルビン市民らへの謝罪を表明している。


事故の詳細な原因は不明だが、中国当局は、ベンゼン処理などでの手順ミスが主因とみて調べる方針。事故では5人が死亡、周辺の住民多数の避難を招いている。


ハルビン市の水道供給の停止は4日目に入り、市民は依然、当局の飲料水配給に頼っている。長さ約80キロとみられる汚染水の帯は依然、市内の松花江を流れており、市域の通過終了は26日午後にも予想されていたが、遅れる恐れも出てきた。


この中で、水道が止まる異例の事態を招いたのは中国石油吉林石化公司の責任として、市民が公式な謝罪と賠償金を求める訴訟を24日起こした。


松花江が下流のアムール川に通じているロシア政府は、有毒物質が領土内に流れ込む事態を想定し、対策に乗り出している。


大変な事故です。水が手に入らないことは、市民生活に直結します。

何気なく意識しないでも、新鮮な空気と水は、我々の周りに、当然あるものと我々は思っています。

水も空気がなければ、動物は生きられません。

その水を汚染させてしまうと、今回の騒ぎになります。

共同財産を破壊する行為は、厳罰に処分しないと後に響きます。

水と空気しかも、ただなのです。大事にしないと。