10/29/2005

大学病院での研修

医学生の臨床研修先、大学病院が半数割る

 来年卒業予定の医学生の臨床研修先を医学生と病院双方の希望に応じてコンピューターで決める「研修医マッチング」で、大学病院で研修を行うのは48.3%と初めて半数を割り込んだことが、「医師臨床研修マッチング協議会」のまとめで分かった。大学病院で研修を受ける割合は年々低下しており、「大学病院離れ」が進んでいる。

 厚生労働省は「医学生は様々な症例に接する機会があるという点などから臨床研修病院での研修を希望する傾向がある。大学病院も研修プログラムを魅力あるものに見直すなどの工夫が必要」としている。

 マッチングは基本的な診療能力を身につけた医師を育てるため、国家試験合格後に2年間の臨床研修が必修となったのに合わせて2003年に開始され、今回で3回目。

大学病院の優位性が、揺らぎ始めたということなのかな。
学位製造元の医局があるから、絶対優位だったのが、皆大学院に進学すれば、必要なくなっていくというのは、自明の理です。

先進医療を学ぶところが、多様化したから、大学病院を研修先に選ぶ必要がなくなったのかもしれません。

大学病院の地盤沈下が激しいのかも知れません。

これからは、医療も変わるのかも知れません。