10/11/2005

大空への夢

大空への夢を乗せた実験が成功した。


日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10日午前7時6分(日本時間同6時36分)、オーストラリア南部のウーメラ実験場で、小型無人超音速実験機の2度目の飛行実験を成功させた。 「予定通りのデータ収集ができ、超音速技術の開発において大きな一歩だった」と発表した。


実験飛行は15分間。全長11.5メートルの実験機の超音速での機体性能を検証するのが目的だった。ロケットで打ち上げられた実験機は、高度20キロに到達すると無事切り離され、マッハ2(音速の2倍)の滑空飛行と、パラシュートを使った着陸・機体回収を無事終えたという。


超音速旅客機が実用化されれば、理論上は、東京―ニューヨーク間の飛行が現在の約半分の6時間以下に短縮される。しかしJAXAは、実用段階に到達するには「さらに15年かかる」としている。


2002年7月に行った初回実験は、装置の誤作動で、実験機が打ち上げ直後に墜落し失敗していた。

今まで遅れていた分野に参入が可能になりそうです。超音速旅客機の分野です。大型機は開発に乗り遅れているため、中・小型機の分野への進出を目指すための第一段階の実験に成功した。

大空の夢をかなえて欲しい。是非ともね。