すぐに見てくれ
今日は休診日です。午後は訪問介護で往診します。
夜は税理士さんとの打ち合わせです。
9時頃電話があり、詰めたものが取れたので、取れたものを入れて欲しいと言う電話がありました。何時これますかと聞くと、今日行けるとのことです。
今日は休診日ですから、ーーー
じゃ明日で
何時頃にしますか
夜7時
診療時間は、6時までです。
5時55分に行きます。
5時半までに来院して下さい。
無理だ。じゃ土曜日に
今週の土曜日は休みですから、来週まで待てますか?
えぇ、土曜日休みか、そうかい、開けないのかい
今週の土曜日は、秋分の日ですから
へーそうかい。じゃあ、いいよ。
これだけの会話です。
自分の体の一部ですから、あっていないかも知れないインレーは、入れられません。
自分の体の一部で自分自身に降り掛かった事です。自分で処置すべき事なのです。
忙しいからは、理由になりません。心をなくしています。
見ていないので、インレーでなく、アマルガムかも知れません。チョコチョコと見てくれと言わんばかりです。こんな人ほど歯は全滅状態です。そして入れ歯へ
見てから決めるのが、原則です。
こうして渡り歩く患者になっていくのです。人を信用していない患者さんです。自分のことしか考えていません。そんな御仁といつも、向かい合い、心と心の葛藤を演じなければなりません。