6/23/2005

西ナイル熱

西ナイル熱患者を確認、米で今年初めて、CDC発表
の記事です。以下に引用します。

米疾病対策センター(CDC)は21日、蚊が媒介する西ナイル熱の今年初めての患者が、中部カンザス州で確認された、と発表した。鳥類、馬への感染は14州で報告されている。


西ナイル熱は1999年、米国で初めて確認され、2003年には患者数が約1万人、死者が264人の最多を記録。04年は、患者が2470人、死亡者が88人に減少した。


今年の患者数などの予測は難しいとしている。CDCはその上で、戸外での活動時は蚊よけ対策に気を付けるよう改めて促している。


西ナイル熱は、ウイルスを持った蚊に刺されて感染。発症した場合、3-15日の潜伏期間の後、発熱や頭痛、筋肉痛、吐き気などの症状が生まれる。ほとんどが自然に治るが、髄膜炎などを起こして重症化する場合もある。治療薬やワクチンはまだ実用化されていない。


日本に上陸しないことを祈りますが、交通機関の発達で、病原菌はすぐに来てしまいます。
治療薬やワクチンはまだ実用化されていないが、早期に開発されることを願います。