奇跡の扉 TVのチカラ
人気番組「TVのチカラ」が打ち切り
テレビ朝日の人気情報番組「奇跡の扉 TVのチカラ」(原則として隔週月曜後7・00~)が9月いっぱいで打ち切りとなることが11日、分かった。行方不明者を捜すコーナーが人気で、過去には誘拐事件解決の端緒にもなった。視聴率も好調な中での撤退だが、担当プロデューサーによる使途不明金疑惑などが一部で報じられていた。
人気情報番組の突然の打ち切りがスタッフらに伝えられ始めたのは、先週末から今週にかけてのこと。複数の関係者によると、同局からは詳しい事情説明はなされておらず、「視聴率的に堅調な番組の不自然な打ち切り」との印象を強めたという。
「…TVのチカラ」をめぐっては、担当プロデューサーによる巨額の使途不明金疑惑や、番組制作会社に接待費を支払わせていた-―などの疑惑が一部で報じられてきた。6月28日に行われた同局の株主総会ではこの問題がやり玉に挙げられ、波紋が広がっていた。
このため、同疑惑が打ち切りの引き金になったのではないかとの見方が出ている。
同番組は毎回、特定の事件をテーマに生放送しているもので、02年10月にスタート。中でも失跡者に関する情報を視聴者から求め、解決へと導く臨場感あふれる内容が人気となっている。03年8月には、行方不明の女子高生=当時(17)=を探していた番組担当者が居場所を割り出し、警視庁に通報。女子高生と一緒にいた男性=同(27)=が未成年者誘拐容疑で逮捕されるなど、事件解決に貢献した実績もある。
現在は高橋英樹(62)、中山秀征(39)らが司会を務めている。番組ホームページなどによると、これまで約130件の事件を扱い、3割近くを解決してきた。
こうした人気や評価は数字的にも裏打ちされており、直近放送分(3日)の平均視聴率は11・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、好調な時は15%前後。隔週交代で放送されている「月バラ!」が軒並み10%を切っているのに対し、勢いを見せていた。今年4月からは放送時間を2時間に拡大させていた。
10月以降については「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」(木曜後11・15)のゴールデン昇格が検討されている。
テレビ朝日の人気情報番組「奇跡の扉 TVのチカラ」(原則として隔週月曜後7・00~)が打ち切りとなることが分かった。行方不明者を捜すコーナーが人気で、過去には誘拐事件解決の端緒にもなった。視聴率も好調な中での撤退だが、担当プロデューサーによる使途不明金疑惑などが一部で報じられていた。
担当プロデューサーのタカリ体質が原因ですか、ひどい話だ。
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